~About主婦の徒然日記~

季節の花々やペットに癒される日々の徒然を綴ります。

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~≪商都大阪のレトロ巡り①/生駒ビルヂング≫~

 
おはようございます!(^O^)/
 
台風27号の行方が気になります。
 
26号が伊豆大島で大きな被害を出したばかりなのに、
また次が近づいて来ているなんて・・
今年は台風の当たり年なんですね。
 
宝くじが当たるなら嬉しいけど、
台風なんぞが当たっても、
嬉しくもなんともないけど・・。
 
猛烈な強さの最大級の台風だそうですよ。
一難去ってまた一難!
なんていうことにならなければいいのですが・・・。
 
今日の雨も、台風に関係あるのかな?
 
***
 
大阪市の中心部には、
大正や昭和期の「レトロ建築」が
数多く残っているということで、
商都レトロ」を捜しに行ってきました。
 
時計台が印象的な
~≪生駒ビルヂィング≫~
 
「ビルディング」じゃなくて、
ビルヂング」ですよ。
古き良き時代を感じさせますね。
 
スコッチタイル(手掻きの縦縞模様のタイル)
テラコッタ(素焼きの陶板)を活用した
アールデコ調の  ビルです。
中央区平野町)
昭和5年に新築されました。
 
特徴のある、
3階から5階にかけて、長く続く出窓は、
時計の振子を表しているそうですよ。
 

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「生駒時計店が」、
昭和の初め、御堂筋の拡幅と地下鉄工事のため、
立ち退かねばならぬこととなり、
堺筋出張所を設けていた現在地に
竣工・移転しました。
 
 
イメージ 1
 
 
  設計は、宗 兵蔵氏
堺筋難波線柴島浄水場などの設計者)
施工は大林組
地上5階(塔屋6階)
地下一階の鉄筋コンクリート作りで
総工費15万円であったとの記録があります。
 

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警護するのはガーゴイル
(じゃなくて、鷲かしら??)
  
イメージ 3
 
 
昭和20年3月、大阪大空襲により、
周辺は全くの焼け野原となり、
西側も南側も隣家まで消失しましたが、
当ビルは堅牢なコンクリート壁に守られ、
戦災を免れたそうですよ。
 
この辺り、ビジネス街で、
休日はすっかり静かになる場所です。
 
イメージ 2
 
 
よくみれば、ビルの間の所々に、
こんなレトロな建物が、いくつも残されているんですよ。
この日も休日だったので、
下の店には、シャッターが下りています。
 
日々、仕事で歩きまわっている人達には、
多分、どうってことのない
日常の風景なんでしょうね。
 
(@_@;)
 
~~≪大きな時計塔≫~~

デザインが斬新ですね。

左壁にあるのも時計に見えますが、
針が取り付けられていませんよ。
  
イメージ 4
 
 
地下鉄御堂筋線
昭和8年に梅田ー難波間が開通しています。
多分、その頃に、
建築ラッシュがあったのではないでしょうか?
 
明治、大正、昭和と
世界に追い付き追い越そうとしている
時代の息吹を感じることが出来ますね。
 
(●^o^●)