～≪商都大阪のレトロ巡り②／旧小西家住宅≫～

 

こんにちは！(^O^)／

 

＊＊≪商都大阪のレトロ巡り②≫＊＊

 第２弾ですよ。

 

前回行ったところの

すぐ近くなんですけどね。

 

＊＊＊

 

～≪旧小西家住宅≫～

（旧小西儀助商店）

 

場所は大阪道修町（どしょうまち）、

1900年代初頭に建てられた和風の商家で、

その大部分が重要文化財に指定されています。

 

１９００年代は、洋風のコンクリート建築や、

その意匠を取り入れた住宅が、姿を見せ始めた時期ですが。

あえて、日本の伝統工法を用いて建てられたのですね。

 

 

道修町といえば、昔から薬種問屋が、

軒を連ねているところらしいです。

 

現社屋は、他の場所へ移転してますが、

この建物は「重要文化財」に指定されています。

 

 

南は道修町通沿いに建つ主屋と

その東側に建つ納屋

 

 

小西商店さんといえば・・・

現在は「ボンドケミカル商事（株）」と会社名を変えています。

あの接着剤「アロンアルファ」のメーカーなんですね。

 

    

 

 

こちらが堺筋側・・・

御堂筋と並ぶ、

大阪のメインストリートです。

 

 

西の堺筋沿いは

賃屋にあてられていたそうですが・・・

 

 

明治時代の堺筋拡張時に

西側4間ほどを軒切りされ、

貸家にあてられていた棟と主屋の3間分が

取り払われたのだとか・・・。

 

 

上の黒漆喰と、杉板の壁、

下部の石とのコントラストが、美しく見えますね。

 

 

 

関東大震災をうけて、望楼型の3階部分を撤去するなど、

少しずつその姿を変えながらも、

近代町屋建築の特色を、色濃く今に残しています。

 

 

内部は非公開になっているそうですが、

大きな商家の中が、どんな作りになっていたのか、

見てみたいですね。

 

  

 

 

  この建物の北には地下鉄の北浜駅があり、

ちょっと前までは、その上に三越百貨店がありました。
その三越も閉店し、

取り壊されてしまいましたけどね。

 

その跡地には高いビル！

タワーマンションでしょうかね？

 不思議ですね。都市の景観、

残るものと消えるもの・・・・。

 

 （●＾o＾●）