~≪ペトレア・ヴォルビリス≫~
ペトレア・ヴォルビリス(クマツヅラ科)
~パープルリース~
メキシコ、中米に分布する常緑性のつる性低木で、枝は細くてたくさん枝分かれして弓状にしなり枝先に紫色の花を房状に咲かせます。その姿からパープルリースの別名があります。花自体の寿命は長くないですが、花びらが散った後にも星形の淡い青紫色の萼(がく)が残り長期間その美しさを楽しむことができます
(この残った萼は果実が飛散するとき、プロペラのような役割をするそうです)。
内側のパープル色の五枚の花弁が「花」で、
外側の細い花びらのように見えるものは「萼」なのですね。
花と萼の微妙な色の違いが目を引く美しい花です。
美しいパープル色の重なりが高貴なイメージ?
下は、2015年に「咲くやこの花館」で見た、
ペトレア・ヴォルビリスです。↓
このパープル色に魅せられ、同じ花をうちでも咲かせたい!と
鉢を購入してから、花を見るまで、三年もかかりました。
花の形も、ガクの色の濃度もかなり違います。
真ん中の丸い部分が蕾でしょう。
耐寒性はないらしく、冬は室内に入れます。
今のように寒暖の差が激しい時期は、中に入れたり外に出したり
手間がかかります。(夫の手間?)
温室栽培のようなわけにはいきませんね。
(●^o^●)