~≪浅野川~主計町~「泉鏡花記念館」≫~
小橋から川沿いの道を
浅野川大橋へ向かって歩いていきます。
静かな水面が雨あがり風景を映していて
鏡のように見えましたよ。
~ ~ ~ ~ ~
川というより
これは~池ですね~。
小橋の向こう側で水をせき止めて
水量を調節している様子?
川沿いを歩いていくと・・・
~≪主計町(かずえまち)茶屋街≫~
に続きます。
有名料亭
~≪貴船(きふね)さん≫~
何か月も前から予約が必要なお店らしいですよ。
町家造りの 佇まいが、
風情ある主計町に溶け込んでいますね。
川沿いをまっすぐいけば、浅野川大橋に出ます。
東茶屋街にも近いのですが、
ここでは右に曲がります。
着いたのは
~≪彦三緑地≫~
今が見ごろのツツジが、
見事に綺麗!でした。
代々前田家に仕えた、
名家のお庭のようですね。
牡丹園もありました。
~≪泉鏡花記念館≫~
鏡花本人とその息子?
じゃなくて、
本人と父親の像らしいです。
父親は彫金師。
母親は若くして亡くなり、
泉鏡花の作品には
亡母憧憬が基底にあったようですよ。
館内は撮影禁止。
永島敏行さんが朗読しているイメージのビデオあり、
所蔵品は、初版本や、自筆原稿、書簡、
使用していたものなど・・・。
鏡花の生涯や独特の美意識に触れることが出来る展示。
(泉鏡花作品は、実は・・・
「高野聖」ぐらいしか読んだことないんだけど・・・)
(-_-;)
独特の世界は、視覚芸術として高く評価されて
舞台や映画になっている作品も多く
特に「婦系図」は有名ですね。
何故ウサギ?と思うでしょう?
ウサギの小物がお好きで、
蒐集していたらしいですよ。
可愛い趣味があったのですね~。
生家があったこの場所は
浅野川の流れに近く、
付近には庇の低いしもた屋風の古い家が多いです。
近所には神社や、佃煮屋や金箔の店があり、
当時の雰囲気をうかがい知ることができます。
この近くには「近代文芸館」や「金沢蓄音器館」、
「町民文化館」もあり
時間さえあれば観るものに事欠かないのですが
今回はパス!します。
懐かしいワンちゃんですね。
金沢は、実は育った町なのですが、
観光客としてあらためて歩いてみると
新発見が多くて新鮮です。
反対に、昔は確かにあったのに
無くなってしまった店も多いですね。
記憶にあるのは・・・、
埃を被ったような古本屋とか、
どこからか三味線が聞こえて、
粋な女将が出てきそうなお茶屋さんとか、
小学校も無くなっていました。
時代が変わってしまったということですね。
(●^o^●)