2014-07-23 ~≪室生犀星の文学碑≫~ 街歩き(金沢) #石川県 *** 金沢の三文豪の1人・室生犀星は 犀川をこよなく愛しました。 金沢の三文豪とは、 室生犀星、徳田秋声、泉鏡花のことです。 ~≪室生犀星の文学碑≫~ 繁華街近くの犀川大橋の川沿いの道を上流へ向うと、 流し雛を型どった赤御影石の 犀星詩碑があります。 「ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・」の 有名な詩の作者、室生犀星は この地で生まれました。 春にはその頭上をあんずの花で飾るという、 犀星自筆の陶板に刻まれているのは 「小景異情」の一節 あんずの詩です。 「あんずよ花着け 地ぞ早やに輝やけ あんずよ花着け あんずよ燃えよ」 犀星の妹の事を謳ったらしい 自筆の詩が刻まれています。 室生犀星の碑のほど近くには、 2人の句碑があります。 ~≪高浜虚子、年尾父子句碑≫~ 「北国の時雨日和やそれが好き」虚子 「秋深き犀川ほとり蝶とべり」年尾 犀川の、 下流から上流を望むと・・・ 暮れ始めた夕日を受けて、 街が輝いて見えましたよ。 ***