~About主婦の徒然日記~

季節の花々やペットに癒される日々の徒然を綴ります。

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~岡本太郎記念館「生命の樹」~

 
~「生命の樹」~
 
大阪万博のテーマプロデューサーを引き受けたとき
 
岡本太郎は大屋根をぶち抜く《太陽の塔》で
 
進歩主義に否(ノン!)をつきつける一方で
 
その胎内にダイナミックな小宇宙を構想しました。
 
それが生命の樹です。
 
 
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うねりをあげてのび上がる一本の樹に
 
単細胞生物から人類まで、進化の過程をたどる
 
300体もの生きものが びっしりと張り付いている。
 
 
 
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万博直後に撤去が進んでしまったために
残念ながらいまは当時の姿を見ることは出来ません。
 
生誕100年の記念すべき年に
再現された『生命の樹』の模型。
写真でしか見ることのできなかった、40年前のモニュメントです。
 
 
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芸術は大衆のもの
それが岡本太郎の芸術観の核心です。
個人の所有物となる趣味的な芸術を否定。
かわりに数多くのパブリックアートを製作しました。
 
2003年に発見され、
渋谷のマークシティー内連絡通路に恒久設置されている
 
多摩川河畔に建つ、
母・かの子に太郎が捧げた文学碑 《誇り》と
向かい合うように立つ《母の塔》
 
名古屋・久国寺にある角の生えた鐘《梵鐘・歓喜
などなど・・・
 
いたるところで作品を目にすることが出来るのは嬉しいですね。