~≪大同生命大阪本社ビル≫~
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前ページの続きになります~。
特別展示のあったこちらの建物が・・・
~≪大同生命大阪本社ビル≫~
近代的なビルの外観にも関わらず、
クラシックな雰囲気の内装にちょっとびっくりです。
吹き抜けになっていて、
真上にドーム型のステンドグラスが見えます。
細部までクラシック・・・
瀟洒な洋館のようです。
これは国産の大理石だそうですよ。
~≪移設された大理石の床≫~
旧ビルは有名な建築家
この本社ビルが建てられました。
大正末期にあって当時屈指の近代的なオフィスビルとして
ランドマークになっていました。
ヴォーリズは本社ビルに続き各地の支店を次々と手がけましたが、
残念ながら現存しているものはありません。
驚くのは・・・
柱や手すりだけではなく
横の壁や床に至るまで
ふんだんに大理石が使われていることです。
豊かな財力を表していますね。
~≪大理石の中にアンモナイトの化石!≫~
これも移設されたものらしいです。
新ビルは旧ビルの跡地に1993(平成5)年に誕生。
近代的な外見ですが、
所々に旧ビルのデザインが取り入れられています。
新ビルの周りには旧ビルで使われていたテラコッタが
モニュメントとして残されています。
建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの作品は
今も数多く残されていますが、
京都鴨川をのぞむ中華料理店
「東華菜館」もヴォーリズの作品です。
日本最古のエレベーターが今も使われている
あの中華レストランですよ。
特別展示も良かったけど、
こちらの建物内部が本当に見事でした。
周囲に残されていたというテラコッタは
見ることが出来なかった。
残念!
(●^o^●)
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