『光と影の詩人』 藤城清治
ため息の出るような、美しいカラーの作品が
次々と、目の前に現れます。
まさしく、(@_@;)
《光と影が奏でる美しいシンフォニー》です。
どの作品も、感動するほど美しく、
一体どれを御紹介したらいいか?と、悩んでしまいます。
《月光の響き 1981》
1982年のオリジナルカレンダーのために作ったもの。
代表作と言われている。
《猫ずもう 2003》
御自宅には、大きな猫がいました。
猫さんも、藤城さんのご家族のようです。
影絵にもよく登場していますね。
《コスモスは詩う》
コスモスとトンボ?秋の風景ですね。
《こびとと靴や 1974》
こういうイメージが印象的ですね。
NHKの童話とか、「みんなのうた」とか・・・
よく目にしましたね。
《生きるよろこび 1995》
《小さな恋の物語 2004》
《銀河鉄道の夜》
宮沢賢治の名作絵本です。
この作品で、ブラチスラバ国際絵本原画コンクール
『金のりんご賞』受等、多くの賞を受賞しました。
自宅でのスタジオ展は、実に20年ぶりだそうです。
87歳を迎えても、なお精力的に創作活動に向かい、
独自の世界を切り開き続けています。
それほど大きなスタジオではありません。
しかし、驚くほど数多くの作品が展示され、
影絵のほかにも、粘土で作られたこびとの模型や油絵、机や自画像など・・・、
ライオンの剥製や「ケロヨン」の人形もありましたよ。
光と影の織りなす藤城ワールドをとことん堪能し、
新鮮な感動を味わうことが出来ました。
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「暮らしの手帳」や「朝日新聞」への連載
絵本や画集などの出版物のほか、
「影絵名作アルバム」や。天気予報、CMにも登場。
数千点にも及ぶ作品は、国内の6つの常設美術館のほか、
国内外の展覧会で多くの人に感動を与え続けている。
(藤城清治氏 略歴より)