映画 「男と女」 1966年 仏
監督:クロード・ルルーシュ
アヌーク・エーメ
今日の『午後のロードショー』で
往年の名画「男と女」を観ました。
あの<フランシス・レイ>の映画音楽ですよ。
この旋律は、あまりにも有名ですね~~。
でも映画を観たことは、実は一度も無かったので、
新聞の番組欄を見て、興味が湧きました。
1966年の映画ですから
今から何と!45年も前の映画ですね。
妻に自殺されたレーサーの男性と、
スタントマンの夫を、目の前で失くした女性。
寄宿学校に入れている、お互いの子供の縁で知り合い、
徐々に惹かれあっていく。
親同士という節度を保ちながら、
迷い逡巡している様子が、なかなか良かった。
回想場面がかなり多く、
モノクロームとセピアカラーの映像と、カラー映像が
効果的に使い分けられています。
シャンソンがバックに流れ、
気だるく物憂いような、まさにフランス映画という雰囲気。
スタントマンの危険なシーンや、
レース中のカーブを走り抜けるシーン等
際どくスリリングな場面にはらはら・・・。
アヌーク・エーメが美しかったです。
薄幸な女性という感じが漂っていましたね。
プラットホームでの別れ?男性のつぶやき・・・
意外なラストシーンも素敵でした。
大人の恋愛映画ですね。
もっとキワドイ映画かと思ったら
案外、<芸術作品>でした。
それもそのはず
「カンヌ映画祭」のグランプリに輝いた作品です。