~≪地震に強い給水所の施設≫~
***≪東京都水道局芝給水所≫***
東京には、緊急用の配水施設が200カ所ほどあり、
103万立方メートルにも及ぶ飲料水が、
確保されています。
その中でも、ここは、8万立方メートルという、
大きな貯水能力を持っている、給水拠点です。
給水所の正門柱は、明治31年に造られた、
≪淀橋浄水場≫に設置されていたものを、
昭和40年に移設、平成14年のリニューアル時に、
復元されたものです。
ここは、大変歴史的な場所のひとつ?らしいですよ。
明治31年(1898年)
≪淀橋浄水所≫と、≪本郷給水所≫、≪芝給水所≫の稼働を持って、
東京の近代水道の歴史が、
始まりました!
今や、高層ビルが林立し、
東京の象徴である新都庁が、
威風堂々たる景観を見せている≪新宿副都心≫
その用地は?
約56ヘクタールに及ぶ≪淀橋浄水場≫の跡地でした。
明治・大正・昭和・・・
67年の間、人々の生活を支えてきた、
≪淀橋浄水場≫は、
昭和40年3月31日に、
歴史の幕を、下ろしたのでした。
(昭和40年ごろ、廃止直前の淀橋浄水場
お借りした写真です。)
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東京タワーが、すぐ間近に見えます。
お隣は、オランダ大使館です。
徳川家康が江戸入府と同時に、
良質な飲料水を得るために、
上水が作られたといわれています。
この上水は、やがて神田上水へ発展し、
1654年には、玉川上水が完成し・・・
江戸・東京の歴史は、
水道の成長の歴史でもあったのですね。
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