～≪潮聲山耕三寺≫～

 

 

 

≪潮聲山耕三寺≫です。

 

開山は、耕三寺耕三和上で

山号を「潮聲山」といい、浄土真宗本願寺派の寺院です。

 

立派な歴史的建造物が、数多くあることに、驚きますが、

実は！！

こちらにある建物は、全て、

日本の名建築とうたわれたものたちの

「フェイク」！！なのだそうですよ！

＼(◎o◎)／！

 

「西の東照宮」というあだ名もあるそうで・・・

 

 

 

当地出身の鉄鋼業者、金本耕三氏が

母の菩提供養のために、仏門に入り、

独力で建立した、新興の寺院！

だそうですよ。

 

建物は全て、代表的寺院建築を模したもので、

「孝養門」は、日光東照宮の「陽明門」を

「本殿」は、宇治平等院の「鳳凰堂」を

「宝物殿」は、大阪四天王寺の「金堂」、

「鐘楼」は、「薬師寺」、

「五重の塔」は、奈良「室生寺」、

「多宝塔」は、近江「石山寺」を、

それぞれ模して建てられているようです。

 

　　　　

 

 

 

どこかで見たことがあるような・・・？

 

そうでしょう、そうでしょう・・・。

こちらの「孝養門」は

日光東照宮の「陽明門」と、

まったく同じ造りなのだそうですよ。

 

 

 

この寺の創始者は、鉄鋼事業で財を成して、

母堂が生前、日光に行けなかったのを悔いて、

これを作ったとか・・・？（本当かしら？）(＠_＠;)

 

 

 

まさにごく彩色！

凄いですね！＼(◎o◎)／！

真新しい朱色が、鮮やかで、綺麗です。

 

 

宇治「鳳凰堂」といえば、

１０円玉に描かれていますよね。

う～ん確かに似てますよね～。(＠_＠;)

 

 

この「孝養門」は

昭和２９年から１０年もの歳月をかけて造られました。

 

 

 

 

観音様もおわします。

 

 

 

こちらの寺院建築を見るだけで

日本中の有名寺院を、いくつも観てきたような？

気持ちになれそうですよ。

 

山門、本殿を始め、１５の建築物が、

国の登録有形文化財として、

登録されています。