~≪金沢菓子木型美術館≫~
***またまた金沢編です。***
尾張町にあったはずの
有名老舗和菓子店「森八本店」さんが、
移転していました。
店舗の2階には
~≪金沢菓子木型美術館≫~
があります。
お店に入って左側にある階段を上ったところに、
≪菓子木型美術館≫
入り口にあったのは
~にらみ鯛の金菓糖≫~
祝い事時に作られる、
鯛の形の砂糖菓子ですよ。
加賀前田家の
「剣梅鉢」の紋型
菓子木型の多くは
羽子板型をしています。
凄い数量ですよ!
銘菓~≪長生殿(ちょうせいでん)≫~
の木型だけでも
50種類以上もあるようですね。
あまりに膨大な量の菓子木型に
圧倒されましたが、
それだけの多くの種類の菓子作りを
してきたということですね。
和菓子職人以前に
菓子木型職人なる人もいた!というのが驚きです。
丁寧に作られた菓子木型には
時代の趨勢を経てもゆるぎない
菓子作りへの強い思い入れと
矜持を感じさせました。
お菓子にここまでの「美的感覚」を
求め続けてきた
歴史と伝統の重みが、
お菓子にこめられているのですね。
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