映画『清須会議』
~story~
その決着は、清須会議で着けられることになる。
二人が想いを寄せるお市の方は、
秀吉憎さで勝家につく。
浮かれる勝家は、会議での勝利も疑わない。
一方秀吉は軍師黒田官兵衛が策をめぐらせ、
妻寧の内助の功も功を奏し、
家臣たちの心をつかむ。
信長亡きあとの清須城を舞台に、
お市、寧、松姫ら女たちの、
駆け引きと騙し合いの頭脳戦、
歴史を動かす五日間の心理戦が始まった…。
監督、脚本:三谷幸喜
出演者、顔ぶれが凄いですよ!!
驚きますね~!オールスターキャスト!ですよ。
さすがは三谷監督、渾身の作品!
気合が入っていますね。
原作本を読んでいたので、
多分映画も面白いだろな~と思っていたのですが、
期待に違わぬ出来でした。
まあ~当然といえばそうですが・・。
原作でのモノローグ形式の文章で
イメージが浮かび上がってくる登場人物の個性を
視覚効果でさらにひとひねりして、
俳優さん達のキャラが、際立っていたように感じます。
かなり愛嬌のある秀吉でしたけどね~。
どっちに着くべきか?迷いに迷っている
池田忠興(佐藤浩市)の何とも言えない表情。
「肉離れ!」は良かったね。
かなり怖かったですよ。
最後に笑う松姫(剛力彩芽)の顔も、
凄味がありましたね~。
天真爛漫な馬鹿殿の妻夫木君も、笑えたけどね。
何よりも残念なのは、
イノシシが登場しなかったことですね。
時代劇エンタメ作品のコメディーなので、
史実のあれこれを期待しては駄目ですよ。
面白かったです。