~About主婦の徒然日記~

季節の花々やペットに癒される日々の徒然を綴ります。

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~≪袈裟掛けの松≫~



おはようございます!(^O^)/

今日は、暦の上では立冬
確実に秋から冬に、
じわじわと近づいていってるんですね。

今朝は、濃い霧に覆われているみたいですね。
日中は、陽射しのある予報なので、
ほっと出来そうです。
だんだん明るくなってきました。
紅葉は、気温が10度以下になると、
観頃になるそうですね。

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先日の洗足池編の続きです。

~≪妙福寺(御松庵)山門≫~

寺伝によれば、日蓮聖人が池畔の松に袈裟を掛けて、
手足を洗い休憩した地を霊場として、
御松庵として開創されたということです。
昭和二年(1927)に浅草にあった妙福寺と合併し、
今日に至っています。


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山門を入って左手には、
見事な孟宗竹の竹林があります。

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右手には・・・

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日蓮上人の銅像です。

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~≪馬頭観世音供養塔≫~
東西南北の方向を表す
道しるべを兼ねていたんですね。

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そしてこれが、
≪袈裟掛けの松です!≫

この樹は3代目だそうですよ。
そりゃ~そうですね~。
日蓮上人がここに立ち寄ったのが1282年、
730年も前になりますから、
そのままの形の樹が残っているはずないですよね。


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それでも、かなりの老木ですね。

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隣にあったのは、
六代目の「袈裟掛けの松」だって・・・
やっぱり、こちらの方が多少?元気に見えますね。

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≪袈裟掛けの松≫は、
浮世絵師の歌川広重が、安政3年(1856年)から、
同5年(1858年)にかけて制作した、連作浮世絵名所絵、
≪名所江戸百景≫にも、
描かれています。

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日蓮上人袈裟掛けの松

 弘安5年9月(1282年)日蓮上人が身延山から常陸国茨城県)に湯治に向かう途中、日蓮に帰依していた池上宗仲の館(池上本門寺)を訪れる前、千足池の畔で休息し傍らの松に袈裟をかけ池の水で足を洗ったと伝えられる、この言い伝えから、この松を袈裟掛けの松と称することになり、また千足池を洗足池とも称されるようになったといわれる。
 天保期(1830~1843年)の「嘉陵紀行」によれば、初代の袈裟掛けの松は「枝4面におおい長さ幹囲み合がかり、高さ5丈あり」あったと記されている。
 なお現在ある松は3代目であると伝えられる。

       ※出典〔社団法人 洗足風致協会設置の解説板より〕

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昔は、街道筋の目印になるほどの
立派な大木だったのでしょう!
旅をしていた日蓮上人が、この池の畔で、
やれやれ・・・と、足を洗って一休みしたのが、
何となく分かるような気がします。

(●^o^●)