~≪冬の金沢の風物詩≫~
また、金沢に行っていました。
降雪時期の今は「雪の金沢」を見られるかと思ったのですが、
積雪は思ったほど?でもありませんでした。
「菰(こも)がけをした武家屋敷の土塀」
金沢の中心街から、
すぐ近くに位置する長町の武家屋敷跡は、
加賀藩の中・下級武士の屋敷跡を残しています。
土塀や用水、石畳の残る街並みには、
風情ある城下町の雰囲気が感じられます。
冬になると、土塀を雪から守るために、
「菰(こも)掛け」をします。
藁を編んだムシロを掛けて
土塀が剥がれ落ちるのを防ぎます。
毎年、12月になると、作業が始められ、
市民にとっては冬の始まりを感じさせる、年間行事の一つです。
防寒着を着たように、ちょっと暖かそうに見えますね。
金沢の冬の風物詩になっているようですね。
この日は、雪ときどき晴れ?
寒い日でした。
時折雪が散らつき、でも積もることはなく、
たまに陽が射すことがあっても、
しっとり濡れた石畳が、渇くことはありませんでした。
観光客も、ほとんどいませんね。
観光シーズンには、人でいっぱいになるこのあたりも
今は、閑散としています。
もちろん、観光に来たのではありませんが、
用事があって、街まで出たついでに、
久々に「菰(こも)掛けをした土塀」を見たくなりました。
厳しい冬を乗り越えるために、
土塀に架けられた菰(こも)に、
「凛」とした美しさと、
毅然とした強さを感じます。
さざんかさざんか咲いた道~~♪
寒さは、まだまだこれからですね。
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